2009年7月 6日
雷対策
雷は大気中に発生する現象としては必ずしも大きな大気の撹乱を伴わないため、詳細な予報は困難であり天気予報などにおいても予測の範囲内で注意を呼びかける(雷注意報)などにとどまっている。電力会社各社は、独自に雷雲や落雷の観測システムを持っている。
近くに建物や自動車がある場合
雷対策として最も確実なのは、雷注意報が出ているときは野外に出ないことである。出ざるを得ない場合、または出てしまった場合は遠くで雷雲が見えたら室内(あるいは停止し窓を締め切った自動車内など)に逃げ込む。雷雲は速く発達するからである。雷鳴が聞えてからでは遅い。自動車内が安全なのは、いわゆるファラデーケージになっているためでる。車内に浸水してしまった場合はこの限りではないので、早急に別の安全な場所に避難する必要がある。
野外の場合
45度以上に見上げる高さの木がある位置は、木が避雷針の役割を果たしてくれるので安全とされる。ただし幹や枝などの2m以内にまで近づくと木に落ちた雷に側撃雷が発生する可能性があり危険なので、適度に離れている必要はある。
雷が近い場合、走って逃げたからといって落雷を避けられるとは限らない。雷雲が発生させる電位差は広範囲にわたるからである。運良く直撃を避けられて落雷地点が多少離れていても、地面に落ちた雷はある程度の距離ならば地表を伝わってきて人は強い衝撃波を受ける。この時、足を開いていると、一方の脚から胴体を通って他方の脚へと電流が流れて感電する可能性が高くなるので、脚は閉じているほうが良いとされている。さらに、身をできる限り小さくして座ると効果はあるとされている。
落雷の原理として、地上と上空との電位差から生じることが分かっている。このことを活かして適切な位置に避雷針を設置して空中放電し、あらかじめ地上と上空との電位差を軽減するという処置がとられる。建築基準法33条では、「高さ20メートルをこえる建築物には、有効に避雷設備を設けなければならない。ただし、周囲の状況によつて安全上支障がない場合においては、この限りでない。」としている。なお、避雷針には保護範囲というものがあり、その範囲の外にあるものまでは保護することはできない。一般的な目安としては、避雷針の先端を(水平から)45度の以上の角度で仰げる範囲(の円錐形の空間)に入れば安全だとされていた。しかし、最近の研究の物理的見地から見た通常の避雷針の保護角は回転球体法により求められるラッパのような形状の保護角でしかなく、この形状よりはみ出る45度以上の円錐状部分では雷の保護はできない。しかし、国会議事堂やその他文化財のように長い形状の建物、高い形状の建物の場合、棟上げ導体などを使用し広い保護範囲を得る事が行われている。また、雷ストリーマを発生させ、45度の角度よりもはるかに高い保護角を持つようにした避雷針なども開発されている。
したがって、通常の避雷針をビル等に設置した場合、設置位置などによっては避雷針ではなく建物の角に落雷することもある。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
九州では、今日も雷雨がすごいようです。
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