2010年2月25日
爬虫類の分類
生物の分類を「共通の祖先を持つグループごとの単位」(単系統群)に分類していくべきであるとする考え方に対応して発生した。地球の歴史の中で爬虫類の祖先を考えたり、現生種の遺伝子を分析しそれぞれの種がどのぐらい離れているか(遺伝的距離)を推定する研究から、爬虫類の一部のグループから鳥類が分かれたことが明らかになってきている。つまり、爬虫類という分類群を設定しようとすると、その中には鳥類も含まれてしまう、という問題が起こった。
通常の分類では、鳥類は爬虫綱とは別の鳥綱というグループとして扱われており、爬虫綱の中に鳥類を入れるのは不便で都合が悪い。一方、鳥類だけを取り除いた残りを爬虫類として定義すると、共通の祖先を持つグループをまとめて扱うという原則を採用しようとする限り矛盾を解消できない。そこで、爬虫類という単位で分類することを再考する動きがある。
また、恐竜類・トカゲ類の系統(双弓類、絶滅種を考慮すれば竜弓類)と哺乳類の系統(単弓類)はそれぞれ直接両生類から派生している(Jarvikに代表されるストックホルム学派)可能性も含め、有羊膜類の最初期に分岐している。これらを考慮し、現在ではいわゆる哺乳類型爬虫類を含めた単弓類は全て爬虫類とはしないとする説が有力である。
爬虫類は古生代に両生類から分かれて進化したと考えられている。基本として体表は表皮の変形した鱗でおおわれ、4本の脚と尾、乾燥に強い卵(有羊膜卵)などが特徴である。また蛋白質の代謝によって発生するアンモニアは両生類や哺乳類のような尿素ではなく、水に不溶である尿酸に代謝し、糞とともに総排出腔から排泄する。これも乾燥に対する重要な適応の一つである。
このことにより陸上で生活環を全うできるようになった爬虫類は急速に多様化した。古生代半ばから中生代前半にかけては哺乳類型爬虫類が、中生代には恐竜、翼竜などが、新生代からは鳥類や哺乳類が繁栄した。ただし、下記の分類の項目で示したように、上記生物群の内、どこまでを爬虫類とするかは非常に難しい問題を含む。一般的に爬虫類とされるのは有羊膜類の動物から鳥類と哺乳類(単弓類)を除いた生物群を指す。現生種としてはトカゲ類(ヘビ類を含む)、カメ類、ワニ類、ムカシトカゲ類が含まれる。しかし、絶滅種も扱う場合は無弓類などを除外あるいは鳥類を含む場合もあるので注意が必要である。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
爬虫類を一度飼育してみたいと思います。
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